デザイナー・トーンの祖母から届いた、北欧のクリスマス
このコレクションは、Tildaのデザイナー、トーン・フィンナンジャーが幼い頃に過ごした、ノルウェーの祖母の家のクリスマスからインスピレーションを得ています。窓辺には小さな雪だるまの飾り、薪ストーブのはぜる音、スパイスクッキーの甘い香り──そんな記憶が色や模様の中に息づいています。
祖母の家では、12月の初めにアドベントリースを飾り、ひとつずつロウソクに火を灯していくのが習わしでした。ストローで編んだヤール・ゴート(ユールの山羊)や白樺の枝で作った星を窓辺に吊るし、静かな冬の闇に小さな光をともす──そんな北欧の古い風習が、トーンの心に深く刻まれています。
赤とグリーンのテーブルクロス、祖母の手編みの靴下、白い湯気の立つカップ。トーンは「このシリーズは、祖母と過ごした台所の匂いを思い出させる」と語ります。彼女の記憶のなかの“ユール”──光と静けさ、ぬくもりに満ちた冬の時間──が、やさしい色合いとデザインでよみがえりました。
「雪の朝の静けさって、少し青いんです。あの色を布に閉じ込めたかった。」
— デザイナー トーン・フィンナンジャー
色合わせの愉しみ。やわらかな冬をつくるパレット。
雪明かりのクリーム、湖面のブルー、静かなグリーン。
主役にも脇役にもなる、頼れるブレンダー。
お気に入りの布を小さな額に入れて、棚や窓辺に。
布のラッピングは、贈った後も使える小さな贈り物。
綿を詰めて、やさしくふくらむ布オーナメント。
12種類のブレンダー生地がセットに。配色の迷いが一気に解決。
パッチワーククッションで、ソファ角を冬支度。
家族それぞれの色柄で、靴下もおそろいに。
大きめキルトは、部屋の主役になる冬の一枚。