Barcode / Sori Yanagi / 1998

柳宗理のバーコード柄の話。

柳宗理のバーコード柄の生地(緑)を広げたところ
バーコード柄(緑)。

バタフライスツールや、台所のボウルやケトル。柳宗理の名前は、そういう道具で知っている方が多いと思います。

その柳宗理がデザインした生地があります。お店やスーパーで毎日見かける、あのバーコードの柄です。

「バーコード柄のカーテンを作りたい」

始まりは、柳の突然の一言でした。1998年、東京のセゾン美術館で開かれた「柳宗理のデザイン―戦後デザインのパイオニア」展の、半年前のことです。

ふだんの暮らしにあふれているバーコードを、柳はいつも面白いと思いながら見ていたそうです。

まず、いろいろなバーコードを集めるところから始まりました。それを拡大したり引き延ばしたりしながら写して、柄を組み立てていきます。時間は半年しかありません。知人の工場で作って、展覧会にぎりぎり間に合わせたそうです。

柳は晩年になっても、展覧会が「回顧展」になるのを嫌いました。新しいものを見せる場にしたかったのです。この展覧会でも、生地のほかに10点近くの作品が初めてお披露目されました。

家で使える柄に

展覧会のあと、布そのものを染める工程を加えました。家の中で使っても落ち着くように、柄も小さくしています。そうして、展覧会の2年後に売り出されました。

作っているのは、柳ショップです。色は緑と茶の2つ。生地の耳には「DESIGNED BY SORI YANAGI 1999」とプリントされています。

緑と茶のバーコード柄の生地を並べたところ

線がつくる、ストライプ

近くで見ると、太さのちがう線がばらばらに並んでいます。少し離れると、太い帯と細い線がリズムよく続くストライプに見えます。

生地巾は約118cm。その中に、約53cmの柄が2つ並んでいます。残りは耳です。線の向きをタテにしても横にしても使えるので、カーテンなら縦に、クッションなら横に、と向きを変えるだけで印象が変わります。

太めの糸でしっかり織った、ざっくりした手ざわりの厚手の綿です。張りがあるので、形を保ちたいクッションや座布団、バッグ、布を張るパネルに向いています。

うちとこの生地

うちでは、2011年ごろからこの生地を扱ってきました。緑でカーテンを作られたお客様もいましたし、クッションにされた方もいました。とくに人気があったのは緑です。

しばらく作られていなかったのですが、また作られるようになりました。久しぶりに、うちの棚に戻ってきました。

緑のクッションの上で、犬が前足にあごをのせてくつろいでいる線画のイラスト
※絵はイメージです。

バーコード柄 生地

Barcode ─ Sori Yanagi / 柳ショップ

緑と茶の2色。50cm単位でお切りします。

2色とも50cm 4,675円(税込)。綿100%・日本製。生地巾は約118cm(耳を含む)です。綿なので、洗うと少し縮むことがあります。仕立てる前に一度水を通してください。

どれくらい買えばいいか

生地は50cm単位でお切りします。下の長さは、縫い代のぶんを足した目安です。

仕上がりのサイズが決まっていれば、必要な長さをお調べします。お電話(088-642-5828)でも承ります。

ご自分で縫わなくても大丈夫です。カーテン・のれん・クッションカバーなどは、当店がいつもお願いしている縫製所で仕立てられます。カーテンへの仕立てをご検討の方は、オーダーカーテンについてもご覧ください。

※ 柄が生まれた経緯は、柳工業デザイン研究会のサイト「ファブリック バーコード(緑・茶)」より。

バーコード柄の生地を見る

生地は50cm単位・4,675円(税込)。カーテンやクッションのご相談も承ります。

毎日目にしているのに、誰も柄だと思っていなかったもの。それを布にしてしまうところが、柳宗理らしいと思います。

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(有)インテリアセンター山田

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