個人的に、マリメッコが一番好きです。柄を見ているだけで楽しくなる。この仕事を続けてこられた理由のひとつは、マリメッコの生地があったからかもしれません。
なぜ好きなのかうまく説明できないんですが、この色とこの柄の組み合わせを見ると、なんか気分が上がる。そういうことを少し書きます。
マリメッコ(Marimekko)は1951年、フィンランド・ヘルシンキで創業したブランドです。フィンランド語で「マリーのワンピース」を意味する名前の通り、誰もが気軽に毎日使えるものを作る、という考えが根っこにあります。
大胆な色と大きな柄が特徴です。最初に見たとき、こんなに鮮やかでいいのか、と思いました。でもそれが、長く使っても飽きない理由でもあると思っています。
ウニッコはその8枚のうちの1枚です。ケシの花を大胆に、力強く、画面いっぱいに咲かせた柄。禁じられていたはずの花柄が、今やマリメッコの顔になっています。
1964年から60年以上たった今も現役で、世界中の部屋に咲いている。そういう柄です。
今でもその話が好きです。誰かが本当に気に入って買った、それだけのことがブランドを変えることがある。
1964年、デザイナーのマイヤ・イソラが描いたケシの花です。なぜいいのか、小さなサンプルだけではわからない柄です。生地を広げてみると、なんかひかれる。理由はうまく言えないんですが、そういう柄です。
見れば見るほど気になって、気づいたら手元に置きたくなっている。60年以上愛されているのは、そういうことだと思っています。
同じウニッコの花が、小さくなるだけで印象がまるで変わります。ポーチやバッグに切り出すと、どこを切り取っても柄がちゃんと顔を出す。ウニッコが好きで、でも大きな柄は少しためらう、という方に選ばれることが多いです。
毎日使うものに選ぶと、じわじわとよさがわかってくる柄です。マリメッコのマグカップを毎朝持つ、クッションカバーにして毎日目に入る。そういう暮らしの中に置いてみて、この柄が長く選ばれてきた理由がわかります。
フィンランド語で「婚礼のバラ」。甘くない、力強い、どこか鋭いバラです。バラらしくない、と思う人もいるかもしれない。でもそこがいい。最初に見たとき、これはいいな、と思った柄のひとつです。
詳しい話は特集ページに書きました。
植物や実がぎっしり描かれているのに、うるさくない。ライトグレーのベースに、ところどころ色が入っている。そのアクセントが面白い。
中性的な雰囲気があって、男女問わず選ばれる柄です。見れば見るほど発見がある。詳しい話は特集ページに書きました。
縫わなくても使えます。生地を買って、額に入れる。それだけで部屋が変わります。窓にかけるだけでカーテンになる。棒を通してタペストリーにする。縫製所に持ち込んでカーテンや座布団カバーに仕立てる。
ハンドメイドが好きな方は、ポーチやバッグから始めるのがおすすめです。ミニウニッコやプケッティは小物に向いていて、どこを切り取っても柄が顔を出します。
生地は10cmから購入できます(¥880〜)。まず手にとってみてください。
1951年に始まって、70年以上続いている。コンペで入賞した若い人が描いた柄も、創業者への抗議として描かれた花柄も、同じ棚に並んでいる。個人的に、そういうブランドが好きです。
10cmから購入できます(¥880〜)