fine little day / gothenburg

ブログから
始まったブランド

スウェーデンの Fine Little Day(ファインリトルデイ)は、会社ではなく、ひとりのブログから始まりました。

2007年、ヨーテボリ。美術学校の最終学年だったエリーサベット・デュンケルが、自分の好きなものを撮って載せていただけのブログです。

Fine Little Day ─ 森のクローバー、窓辺で布を広げるところ、草むらの椅子とモミの木のクッション

話し相手が、いなかった

彼女が好きだったのは、独学の作家が描くような絵でした。子どもみたいな、素朴で、生のままの線。

けれど、まわりにその話をできる人がいなかったそうです。だからブログに書いた。すると、世界中に同じものを好きな人がいました。

読む人が増えて、やがて自分のデザインを売りはじめます。それが今のブランドになりました。

少し変な名前を、わざと

Fine Little Day ──「日々の中の、ささやかないいこと」。

「Little(小さい)」には二つの意味があります。当時、彼女に小さな子どもがふたりいたこと。そして、子どもみたいな素朴な目線への興味。

英語としては、少し据わりの悪い並びです。それを本人も分かっていて、言い切れていない、ちょっと不格好な文だからこそ憶えてもらえるかもしれない、と思って付けたのだそうです。

「誰か、私の店を買いたい人を知らない?」

注文が増えるにつれて、一日のほとんどが箱詰めと発送で終わるようになりました。追いつかないと、店を閉めて作業する。そんな時期があったそうです。

学校で一緒だったウルリカ・エングベリに電話をかけます。誰か、私の商売を引き取ってくれる人を知らない?

「知らないよ。でも、一緒にやらない?」

ウルリカがやっていた会社の名前は Little Red Stuga(小さな赤い家)。「Little」でつながっていました。それ以来、ふたりで続けています。

Fine Little Day のふたり(エリーサベット・デュンケルとウルリカ・エングベリ)と、青いチェックのクロスをかけたテーブル
ふたりで経営しています。テーブルにかかっているのは RUTIG のクロス。

柄になっているものが、ぜんぶ身近

柄の名前を並べると、その多くが森のものです。松(TALL)、モミの枝(GRANRIS)、クローバー、シダ、スイレン、きのこ。

公式サイトに、こんな一節があります。

松、枝、モミ、スイレン。山、街、海。ヘビ、トンボ、野ウサギ。自転車に乗る人、泳ぐ人、スキーをする人。
それだけのこと。でも、つい忘れてしまうもの。

スウェーデンでは、森は出かけていく場所ではなく、家のすぐ裏にあるものだそうです。だから柄も、めずらしいものを描いたというより、いつも見ているものを描いた、という感じがします。

季節のコレクションを、作らない

このブランドは、春夏・秋冬でごっそり入れ替える作り方をしていません。

「私たちはシーズンコレクションをやりません。長く残るものを作っています」

だから、10年以上前の柄が今も定番のまま並んでいます。うちで扱っているOHOYも2010年の柄です。

素材も、できる範囲でオーガニックやFSC認証のものを選んでいて、地元や海外の作家・小さな工房との仕事が多い。「手が入っていること」を大事にしているブランドです。

Fine Little Day のアトリエの織機と、染めた糸
アトリエの織機。染めた糸が窓辺にかかっています。

家族の描いた絵が、そのまま柄になる

いちばん変わっているのは、身内の絵が製品になっていることかもしれません。

OHOY(オーホイ)という船の柄は、エリーサベットの息子オットーくんが8歳のときに描いたものです。2010年。それが16年たった今も作られ続けていて、描いた本人は大人になって、その柄のスカーフを首に巻いてカタログに出ています。

OHOY の話をくわしく読む →

世界の作家と、一枚ずつ

もうひとつの柱が、世界のアーティストとの仕事です。ポスターは、その人たちの絵をそのまま一枚の紙にしたもの。日本からは、はだよしこさんと MOGU TAKAHASHI さんが参加しています。

それだけでなく、このブランドはまだ名前の知られていない作家に贈る賞を自分たちで作っています。賞金と、アトリエでの個展の機会。応募することはできません。「世界に知ってほしい人を、こちらが選ぶ」のだそうです。

はだよしこさんのポスターの話を読む →

Fine Little Day ─ RUTIG のテーブルクロス、ポスターを壁に飾るところ、スキーヤーの柄

人が、小さく描かれている

クッションカバーになると、急に人が出てきます。泳ぐ人、サーフィンする人、テニスをする人、ゴルフをする人、サウナに入っている人。

どれも遠くから見ているような描き方で、顔はほとんど描かれていません。それなのに、動きだけで何をしているか分かる。生成りの地に一体ずつ刺繍で入っているので、近くで見ると服の色が全部違います。

Fine Little Day スイマー クッションカバー
泳ぐ人。ひとりずつ泳ぎ方が違います。
Fine Little Day サウナ クッションカバー
サウナ。北欧らしい題材です。
Fine Little Day モスリンショール OHOY

木のトレイ

Wooden Tray ─ 11 items

このブランドでいちばん数があるのが、木のトレイです。FSC認証のバーチ(白樺)の突板を熱で曲げて成型したもの。表面はラミネート加工で、食洗機も95℃まで使えます。

大きさは4種類。27×20cm(小)、43×22cm(細長い)、43×33cm(大)、直径38cm(丸)。使わないときは棚に立てかけて、絵のように飾れます。5,280円〜7,700円(税込)。

クッションカバー

Cushion Cover ─ 8 items

生成りのリネン地に、人や木が刺繍で入っています。48×48cmと45×45cmの2種類。中綿は付いていませんので、ひとまわり大きいもの(50cm角・45cm角)をかぶせてお使いください。8,910円〜9,680円(税込)。

アートポスター

Art Poster ─ 12 items

世界の作家の絵を、紙一枚にしたものです。大きさは30×40cmから50×70cmまで。額縁は別売りです。7,150円〜12,100円(税込)。

スカーフとショール

Scarf & Shawl ─ 6 items

綿100%の55cm角のスカーフと、大判のモスリンショール。正方形のスカーフは使い方が決まっていないので、首に巻いても、髪をまとめても、かばんの持ち手に結んでも。4,950円〜9,900円(税込)。

テーブルまわり

For the Table ─ 4 items

マグカップ、リネンのランチョンマット、テーブルランナー、リネンタオル。トレイと同じ柄でそろえられるものもあります。2,530円〜7,150円(税込)。

生地(10cm単位の切り売り)

Fabric ─ 7 items

リネン・コットンリネンの生地です。10cm単位でお切りします。クッションカバーやランチョンマット、袋ものに。660円〜990円(10cm・税込)。

価格はすべて税込です。柄や色は、画面によって実物と違って見えることがあります。

お店とアトリエは、リンドメという町の元・紡績工場の最上階にあります。天井が何メートルもあって、大きな窓がある建物だそうです。年に何度か、展示もしています。

「どこで会っても、また来たくなる場所でありたい」

森で拾ったものを、そのままテーブルに置いてみる。子どもの絵を、捨てずに柄にしてしまう。大げさなことは何ひとつ言っていないのに、家に置くとちゃんと目に入る。そういうものを作り続けているブランドです。

※ブランドの写真とエピソードは Fine Little Day 公式サイト(About us)より。日本語は当店の訳です。

ファインリトルデイをぜんぶ見る

当店は Fine Little Day の正規取扱店です。贈りものの包装も承ります。

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店舗案内

(有)インテリアセンター山田

〒779-3123 徳島市国府町観音寺483-1
TEL 088-642-5828・FAX 088-642-5827
9:00〜18:00(水曜定休)

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