Grazia Poca / Ljungbergs / Stig Lindberg

グラツィア・ポカという柄の話。

Grazia Poca ブルー 全体

最初に見たとき、ピンときました。毒々しい感じが好きだと思いました。

一見おとなしいボタニカル柄です。でもこの柄には何かある。そう感じた人は、だいたいすっと気に入っていきます。

植物の中に、人が隠れている

「グラツィア・ポカ」はスウェーデンのデザイナー、スティグ・リンドベリによるデザインです。ユンバリ(Ljungbergs)社が長年つくり続けてきた柄のひとつ。

よく見ると、植物の陰におどけた表情や泣き顔の小さな人物が隠れています。自然への敬意と遊び心が同居する、リンドベリらしい世界観です。

遠くから見ると、落ち着いたボタニカル柄。近づくほど、細部に発見がある。この「二層の楽しさ」がグラツィア・ポカの正体です。

柄スケールの参考
近づくほど発見がある図案。大きすぎないモチーフが細やかに連なっています。

夜の空間に置いてみてください

ブルーとダークグレー。どちらもベースが暗い色です。だから白い線が際立つ。

昼よりも、夜の光の中に置いたときのほうが映えます。間接照明のそばに、パネルや布としてかけておく。そういう使い方が似合う柄です。

寝室に置くのがおすすめです。毎朝起きたとき、毎晩眠る前に、少しだけリンドベリの世界に触れる。そういう暮らし方がこの柄には合っています。
どこをとっても絵になるデザイン
どの面を切り取っても"作品"になる、密度ある図案。

「暗くなりませんか」と聞かれます

お店でよく言われます。たしかに地の色は濃いです。

ただ、部屋が暗くなるかどうかは、色よりも面積で決まります。窓いっぱいのカーテンにすれば、部屋のトーンは落ちます。のれん、パネル、クッション、小窓に1枚。そのくらいの面積なら、暗くなるというより締まります。

それに、この柄は白い線がとても多いです。近くで見ると濃いグレーでも、離れると白のほうが勝ちます。光が当たれば地の色も起きてきます。ブルーは、日の入る側だけ明るい青になります。

白い壁や木の家具と合わせると、まわりの色のほうが明るく見える、ということも起きます。

小窓にかけたグラツィア・ポカ ブルー。光の当たる側は明るい青に見える
ダイニングの小窓に、ふんわりとかけたところ。光が当たった側は明るい青に起きています。
迷ったら、10cm(¥1,980・税込)だけ買って、掛けたい場所に置いてみてください。同じ生地でも、その場所の光でずいぶん見え方が変わります。

すっと気に入る人が気に入る

実店舗でこの生地を手に取るお客さんは、説明する前から気に入っていることが多い。「これ、いいですね」と言う。説明が要らない。

あるお客さんは、鏡台のカバーにしたと教えてくれました。毎朝鏡の前で、グラツィア・ポカを見る。なるほどと思いました。暗いベースに白い植物が浮かぶ、この柄らしい使い方です。

派手ではないけれど、毎日見ても飽きない。そういう柄を選ぶ人が選ぶ一枚です。

ファブリックパネル例(約W90×H40cm)
ファブリックパネルにして壁に飾るのもおすすめです。

現在の取り扱い

ブルー(濃い青)とダークグレーの2色。どちらも同じ柄、コットンリネン素材です。

素材と使い方

綿50%×麻50%のコットンリネン。ざっくりとした表情と、しなやかなハリが特徴です。のれん、間仕切りパネル、クッションカバー、鏡台やドレッサーのカバーにも。

裏面にも柄が透けるプリントなので、のれんや間仕切りなど両面が見える用途でも美しく使えます。

生地は10cm単位(¥1,980・税込)から購入できます。まず試してみてください。

どれくらい買えばいいか

数量1=生地丈10cmです。生地巾は約150cmあるので、巾はたいていそのまま使えます。作りたいものから、数量の目安をどうぞ。

いずれも税込・目安です。仕上がりサイズが決まっていれば、必要な数量をお調べします。お電話(088-642-5828)でも承ります。

クッション例(45cm角)
45cm角クッションのイメージ。カバー製作もご相談ください。

毒々しいと思えるくらい好きになる柄がある。この柄はそういう柄です。説明よりも先に、直感が反応する。もし気になっているなら、それがたぶん答えです。

グラツィア・ポカ 生地を見る

10cm単位(¥1,980・税込)から購入できます