近づくほど、いろいろな場面が出てくる柄です。
ファンタジーでもない、甘くもない。個人的に「毒々しさ」と呼んでいます。そういう柄が好きです。
よく見ると、いろんな場面が描かれています。木をナイフで削る人がいると思ったら、ハート型を彫っている。フルートを吹いている人の脚は、木に巻き付いている。傘をさした女の人の傘の中では、何かが降っている。蜘蛛の巣もある。
一場面ずつ拾って見ていると、飽きないです。
スウェーデンのデザイナー、スティグ・リンドベリ(1916–1982)は、グスタフスベリの食器デザインで知られています。布の仕事も多く手がけていて、その生地を刷ってきたのがユンバリ(Ljungbergs Textil)です。
メロディは1947年、ストックホルムのNK(ノルディスカ・コンパニエット)の展示「NK Bo」で発表されました。同じ年に並んだリンドベリの柄は、6つ。うちに並んでいる柄の多くが、この年に一度に生まれたものです。
このときリンドベリは、生地を物干しロープに吊るして、厚紙の人形に着せて見せたそうです。陶芸家が、はじめて布で作った展示でした。
いまもスウェーデンのボロース近郊で、一枚ずつ手で刷られています。
ストックホルムの国立美術館(Nationalmuseum)にも入っています。その柄が、今も10cmから買えます。
ユンバリは、スウェーデン・ベリエムにある織り工場で織られた布に、柄を刷っています。
生地はよそから仕入れて、柄だけ刷る。そういう作り方もあります。ユンバリはそうではありません。布も柄も、同じ国で作っています。
細かな場面が一面に描かれた柄です。グリーンとブラックの2色。10cmから購入できます。
2色とも同じ生地です。10cm 2,970円(税込)。
麻100%(リネン)。生地巾は約150cm(柄が刷ってあるのは約142cm)、柄がひと回りするまでが約50cmです。洗うのは30℃まで、乾燥機は使わず、アイロンは低めで。縮みは3〜5%あるので、裁つ前に一度水を通してください(ユンバリの案内より)。
生地は10cm単位でお切りします。生地巾は約150cm。そのうち柄が刷ってあるのは約142cmで、両端は無地です。布を横につながずに作れるものがほとんどなので、買うのはタテの長さだけ、と考えてください。反物によって巾が少し前後することがあるので、巾いっぱいに使う仕立てのときは、先にお問い合わせください。
下の長さは、仕上がりの寸法に縫い代のぶんを足したものです。
いずれも税込・縫い代を含んだ目安です。柄がひと回りする長さ(タテリピート)は約50cm。どこで切っても違う場面が出るので、柄合わせをするときは1リピートぶん(50cm)多めにみてください。仕上がりサイズが決まっていれば、必要な数量をお調べします。お電話(088-642-5828)でも承ります。
額に入れて飾るだけでも、この柄は絵になります。どこを切り取るかで見え方が変わるので、そこを考えながら選ぶのも楽しいです。
たとえばW90×H40の枠なら、布は50cm。14,850円です。買う長さの目安は「枠の寸法に、上下左右5cmずつ足した大きさ」。枠は市販のものをお使いください(額や木枠そのものはお取り扱いしていません)。枠の大きさごとに何cm買えばいいかと張り方の手順は、「布を、ポスターのように飾る」にまとめてあります。
ご自分で縫わなくても大丈夫です。カーテン・のれん・クッションカバーなどは、当店がいつもお願いしている縫製所で仕立てられます。仕立て代は仕上がりの寸法で変わるので、お問い合わせかお電話(088-642-5828)でお見積りします。
カーテンへの仕立てをご検討の方は、オーダーカーテンについてもご覧ください。
なんか意味があるのかな、と思いながら眺めている。それでいいと思います。
※ 柄が生まれた年・展示「NK Bo」・物干しに吊るした展示・「見るたびに新しい細部が見つかる柄」は、製造元ユンバリ(ljungbergstextil.se)とその発表資料、および Boråstapeter の記述より。日本語は当店の訳です。
生地は10cm単位・2,970円(税込)。カーテンやクッションのご相談も承ります。
(有)インテリアセンター山田
〒779-3123 徳島市国府町観音寺483-1
TEL 088-642-5828・FAX 088-642-5827
9:00〜18:00(水曜定休)
※実店舗もございます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。