Melodi / Stig Lindberg × Ljungbergs / 1950

メロディという柄の話。

木を削っているのにハートを彫っていたり、フルートを吹きながら脚を木に巻き付けていたり。この柄には、不思議な場面がいくつも描かれています。

ファンタジーでもない、甘くもない。個人的に「毒々しさ」と呼んでいます。そういう柄が好きです。

柄の中の場面

よく見ると、いろんな場面が描かれています。木をナイフで削る人がいると思ったら、ハート型を彫っている。フルートを吹いている人の脚は、木に巻き付いている。傘をさした女の人の傘の中では、何かが降っている。蜘蛛の巣もある。

見たままだけど、世界観がある。なんか意味があるのかな、と思って眺めてしまう。デザイナーの意図があるのかどうかはわからないですけど、そういう気持ちにさせる柄です。

一場面ずつ拾いながら見ていると、飽きない。それがこの柄の面白さだと思っています。

スティグ・リンドベリという人

スウェーデンのデザイナー、スティグ・リンドベリ(1916–1982)は、グスタフスベリの食器デザインで知られています。テキスタイルも多く手がけていて、その生地のプリントをユンバリ(Ljungbergs Textil)が担当しました。

リンドベリのデザインには、人の顔や体のパーツ、動植物が混ざり合うような不思議な場面がよく出てきます。メロディはその世界観がとくによく出た柄だと思います。

見るたびに新しい発見がある、というのは珍しいことです。それがこの柄の価値だと思っています。

V&Aミュージアムに収蔵されている

メロディは1950年にストックホルムのNK(ノルディスカ・コンパニエット)のために制作されました。ユンバリのスウェーデン国内の工場で、当時と変わらず手刷りされています。

ロンドンのV&Aミュージアム(ヴィクトリア&アルバート博物館)がコレクションとして所蔵しています。デザイン工芸の世界有数の美術館に認められた柄です。

ナショナルミュージアム(ストックホルム国立美術館)にも収蔵されています。北欧デザインの文化財として扱われている柄が、今も生地として購入できる。そういう状況です。

スティグ・リンドベリ メロディ生地

眺めて楽しむ生地

細かく描かれた場面を、近くでゆっくり見るのが面白い柄です。額に入れて飾る使い方が、この柄にはよく合います。

メロディ 生地

Melodi ─ Stig Lindberg × Ljungbergs Textil

細かな場面が一面に描かれた柄です。グリーン・ブラックなど複数色あります。10cmから購入できます。

スティグ・リンドベリ メロディ生地
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額に入れる、タペストリーにする。

額に入れて飾るだけでも、この柄は絵になります。どこを切り取るかで見え方が変わるので、そこを考えながら選ぶのも楽しいです。

カーテンやクッションカバーに仕立てる場合は、専属の縫製所が対応します。まず手にとってみてください。

カーテンへの仕立てをご検討の方は、オーダーカーテンについてもご覧ください。

なんか意味があるのかな、と思いながら眺めている。それでいいと思います。正解を探す柄ではなくて、見続ける柄です。

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10cmから購入できます

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